1973年に製作されたロビン・ハーディ監督、クリストファー・リー出演によるカルト映画の傑作「ウィッカーマン」。しかし当時公開されたのは監督が編集したバージョンよりも大幅に短い88分の短縮版で、その後、編集前のネガフィルムが紛失した状態で様々な経緯からいくつかのバージョンが存在することとなった。そんな中、40周年記念となる2013年に大々的な素材等の捜索が行われた結果、オリジナル版をもとにロビン・ハ...ーディ監督自ら再編集したバージョンの35mmプリントが発見され、これをもとにレストアなどが行われたのが「ウィッカーマン final cut」と呼ばれるバージョン。日本では2020年8月に<奇想天外映画祭 vol.2>にて本邦初上映され、その大きな反響を受けて同年10月には単独公開も実現した。