作品へのコメント

映画館で観たいんですが。
ユーザー名:マコ&マリ&メグ投稿日:2025-03-12 00:13:46
近場では、三月にはいっても、ブラット赤穂シネマでやってたが、もう終わってるわ。残念じゃ。
倉田保昭
ユーザー名:としさん投稿日:2025-03-11 22:10:55
2025年3月11日
映画 #七福星 (1985年)鑑賞

当時の #ジャッキー・チェン は人気で非常に忙しく、睡眠時間が取れず、疲労の限界に達し、撮影中に怒りを爆発させ「もう俺を殺してくれ」とサモ・ハンに頼み強引に脚本が「ジャッキーが銃で撃たれる」というストーリーに書きかえられたらしい
乱のプロトタイプ的作品
ユーザー名:コマンドー者投稿日:2025-03-11 20:55:29
デルス・ウザーラの次の80年代の作品としては初となる日本製作による黒澤明監督のワールドワイド級大作路線の作品である。
プロ俳優組とオーディション組(後のレジェンドAV男優の清水大敬の若き日の姿も
・・)の俳優の演技の差が変に感じるところもあるが、本作デビューの隆大介なんかは主役に次いで目立つ役で儲け役である。
望遠レンズによるロングショットと長回しの黒澤お得意のショットにより、3時間の長尺だが、最後まで緊張感が途切れないのはさすがだ。
若干間延びしている箇所があるような気がしないでもないが。
カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作だが、本作で描いたテーマをよりドラマティックに深く描いた次の乱の方が出来は上だと感じた。
5段階評価の2・5
ユーザー名:新さとせ投稿日:2025-03-11 20:32:41
男女5人の大学生たちがいとこの持つ山小屋へやって来る。
地下室に入るとノートがあるがそれは殺人鬼の日記だった。
呪文を読み上げる皆だが次々と恐ろしい出来後に遭い・・・。

公開当時、結構話題になったホラー。
悪の組織が彼たちが定番通りの死に方をするように導いていくのが斬新。
しかしながら物語自体は矛盾が多く途中で飽きが来てしまった。
とは言いつつも殺しはえっ?と思うシーンをちゃんと挿入しており、ある意味最後まで目が離せない。
特にディナ役のC・コノリーがキュートで最後のゾンビやら何やらSFになったりの混同さは余り見る事が無いのでビックリする。
DVDでの鑑賞だがシネスコや5.1chが効果を発揮していた。(H28/10/10)

BDにて鑑賞。
暗いシーンが多くて最高画質を感じる事が出来ないのが残念ながら音質は良いので臨場感を得られる。
なお、2枚組のBDには特典映像のDVDが収録されているのでファンなら見つけたら買い。(R7/3/8)
回転運動をする所作の演出
ユーザー名:ゑぎ  投稿日:2025-03-11 20:18:46
前年の『昨日消えた男』の姉妹編のような、限られたロケーションを舞台にする時代劇の探偵物語。主演の長谷川一夫+山田五十鈴に加えて重要な脇役として高峰秀子も継続投入されている。ちなみに、本作と同年のマキノ版『婦系図』もこの3人の出演作だ。『昨日消えた男』では舞台は江戸の長屋だったが、本作は伊豆あたりの温泉場。また、長谷川と山田は今回は夫婦役、江戸の目明しが、リフレッシュのために夫婦で温泉に来ているということで、設定としては『昨日消えた男』よりも、本作の方が米映画『影なき男』に近いと感じられた(というのも『影なき男』は、ウィリアム・パウエルとマーナ・ロイの夫婦が旅先のNYで殺人事件を解決するというハメット原作の映画。『昨日消えた男』は『影なき男』を原案とすると云われている)。

 さて、本作も『昨日消えた男』同様か、それ以上に偏愛するファンの多い作品だと認識しているが、2作の演出上の相違で顕著なのは、カメラワークであり、本作のカメラワークの方が、縦横無尽と云えるのではないだろうか。それは、ファーストショットの温泉の下降移動等のクレーン撮影や、パンチのある仰角俯瞰の挿入といった部分も指摘できるが、何と云っても、素早いパンニングとズームの多用だ。

 ズームの使用例をあげる。最初に使われるのが、旅籠の使用人の娘・お雪-高峰に対して。彼女が離れ増築の普請場に近づいた際の、材木が倒れてきて驚く姿へのズームイン。これとほゞ同様のシチュエーションが、旅籠の女将-山根寿子にも繰り返される。その際も山根の驚く顔にズームする。あるいは、山根は劇中に何度も命を狙われる役割で、他にも針の入った足袋を履く場面(正確には足に刺さった針を抜く場面)や、庭で矢を射かけられた時の驚愕の表情に対してもズームインがある。このように、驚いた時や狼狽した際などが多いけれど、多くの登場人物へ頻繁にズームを使うのだ。もう状況は割愛して、ズームインのある配役を書き連ねると、普請場の大工の江川宇礼雄、女中頭の清川玉枝、宿泊客の沢村貞子や清川荘司、中盤になって満を持して登場する地元の目明し-榎本健一、そしてもちろん、主演の長谷川や山田へもズームインがある。

 例によって私はズームが大嫌いなので、出て来るたびに、もうやめて欲しいと思いながら見た。本作の場合は、素早いパンの頻発も伴って、実に、初期のテレビドラマ演出みたいに見えるシーンが沢山あるのだ。これは私としては、大きな減点対象と思えるが、これってもしかしたら、テレビ放映か、ビデオパッケージ制作の際に光学処理で改変されたズームであるという疑いも持ってしまう。それぐらい、マキノらしくない演出に思える(もっとも、マキノの同年の『阿片戦争』でも、数は少ないが重要なシーンでズームの使用がある)。

 さて、気を取り直して、マキノらしい良い画面造型をあげておこう。例えば、冒頭近く、宿の2階の欄干から見下ろす沢村貞子の仰角ショット挿入。これは一発、ガンと殴られたような衝撃がある。あるいは、山田の探偵活動で、最初に犯人が見つかった、という場面で出て来る夜の旅籠の外観ショット。宿の中を右往左往する人々をシルエットで見せる、いかにもマキノらしいモブの画面だろう。他にも、エノケンが広間で一人、思案する場面での、それぞれ数回に亘り、ポン寄りとポン引きを繰り返すカッティング。いや最もマキノらしさを感じたのは、山田が旅籠の使用人・甚兵衛-澤井三郎にヒアリングする場面で、クルリクルリと3回ぐらい回転運動をする所作の演出か。

 あと、最後に、女優の扱いについて書いておきたい。まずは、みんな何度も泣く場面があること、特に高峰を泣かせ過ぎなことについてはこれも興覚めな部分だ。さらに、妻の山田よりも夫の長谷川の方が賢く、山田が完膚なきまでにやり込められる、という描き方になっている点も鼻白む(同時にエノケンよりは山田の方が賢い、という描き方ではあるが)。これを男尊女卑とか、封建的といった見地で論評することも可能だし、やりたい人はやればいいが、それは決して映画的な論評ではないだろう。しかし、私には、単純に山田が可哀想という思いが残ってしまう。

#備忘でその他の配役などを記述します。
・旅籠に逗留する客で、山本礼三郎、藤原釜足(鶏太)、深見泰三、中村是好。
・旅籠の主人で山根の夫は大川平八郎。その母親は藤間房子。番頭に永井柳筰。
・旅籠の使用人で高峰の父親は横山運平。女中には音羽久米子もいる。
・普請場の親方は進藤英太郎。射的場をやっている一の宮敦子
・江戸の目明しになりたいコンビ、鳥羽陽之助と柳谷寛。
5段階評価の3・5
ユーザー名:新さとせ投稿日:2025-03-11 20:09:49
ボンドは石油王に大金を返還するが、爆弾が仕掛けられていて爆死してしまう。
ボンドは女暗殺者を追うが捕える前に自爆し真相が分からず仕舞い。
父の葬儀で娘のエレクトラと知り合いMから彼女を守るよう伝えられる。
悪党のレナードが核弾頭を盗みキングが持つ石油のラインに仕掛けようとする
のを知ったボンドだが・・・。

ブロスナンボンドの第3作目。
今回もアクションが凄まじく大雪の最中のチェイスシーンは見もの。
ボンドガールのS・マルソーが色気を振りまいており意外な展開にビックリするし、WヒロインのD・リチャーズが若さ溢れていて身体を張った熱演を見せてくれる。
マネーペニーは何時もと同じ出番だがMの出番が長めなのも今までと違うし、本作を持って下番するQが引退を劇中で仄めかしていたのは寂しい。
ビデオはワーナー・ホーム・ビデオからリリースされ、DVDは5.1ch収録されていたが究極DVDはdtsの為臨場感が半端なし。(H29/12/16)

BDにて鑑賞。
80年代のアイドルソフィー嬢が凄く美しく、90年代のヒロインデニース嬢がキュートで2人が其々活躍するのがボンドガールとしては珍しい。
アクションも多めで悪役のR・カーライルが今一強くなかったのが勿体ないが、ブロスナンのボンドが板についてきて面白い作品となっていた。
あと特典映像にQの特集があり涙モノ。(R7/3/8)

ノヴェライズ(レイモンド・ベンソン・角川文庫・評価3)は映画を詳細に描いていてファンなら必読!
5段階評価の2・5
ユーザー名:新さとせ投稿日:2025-03-11 19:37:09
広大な屋敷は絶えずカーテンが閉められ、二人の子供は光に当たると死んでしまう。
子供は屋敷の中で多数の霊を見たという。
グレースは屋敷の中を探し回るが・・・。

公開当時、おすぎがべたぼめしていた映画。
「シックス・センス」と比較されているが個人的にはこっちの方が面白かった。
DVDのdtsは大きい音以外は余り効果を感じさせず。(H17/12/5)

BDにて鑑賞。画質音質とも良くてファンなら買いだが、DVDにあった特典映像がかなり削られているのはマイナス。(R7/3/8)

ノヴェライズ「アザーズ」(角川文庫・評価3)は良い出来であった。
軽ノアール
ユーザー名:ameniutaeba投稿日:2025-03-11 13:21:58
前半は妻殺しの夢が殺人の動機になるかという当時流行のニューロティックな内容。
後半は悪賢いダン・デュリエの犯人をでっちあげようとする悪党ぶりがおもしろい。
しかしドロシー・ラムーアもスターリング・ヘイドンも事件に関係がないためあまりパッとしない。警部と部下のとぼけたギャグはまあいいかと流したくなる。
ウルトラのDNA
ユーザー名:nabeさん投稿日:2025-03-11 09:17:51
森山祐子主演のSFアクションである。
異星人ゼイラムとヒロインとの戦いを描いている。低予算ながらハリウッドばりのエイリアンが登場し、美少女戦士が戦うホラー・アクションだ。
異星人ハンターのイリアが、逃走した生物兵器ゼイラムを追いかけて地球にやって来る。手際よく退治したのはいいが、予定には無かった地球人二人が巻き添えになってしまい、ゼイラムがまた逃げたりして大変だ。この二人がとことん普通の男どもなので足手まといも甚だしいが、イリアが不機嫌になるでもなく優しいのが微笑ましい。ゼイラムの造形のクオリティが高く、読経とともにおどろおどろしく登場するシーンはなかなか魅せるが、この手の女性ヒーローものはハリウッド版の秀作を散々観慣れているので、それらと比べると明らかに本作のレベルは低い。しかし作り手たちの情熱が伝わってくる演出が心地好く、日本の怪獣映画のDNAがビンビン感じられて嬉しい限りだ。
ヒロインの森山祐子が魅力的な女性ヒーローを好演している。螢雪次朗と井田州彦のコンビも愉快だ。
鈍獣2009
人間の悪意
ユーザー名:Stingr@y投稿日:2025-03-11 04:29:34
殺そうとしても死なないケモノ。
殺しても何度でも復活するケモノ。

それは人間の悪意。

「悪意を殺そうとする人間の悪意」の哀しさを、
不思議な笑いの中に観てほしい。

解らなかった人の手助けになれば…。
5段階評価の1・5
ユーザー名:新さとせ投稿日:2025-03-11 03:15:44
ララの父リチャードは卑弥呼の墓を探索中に行方不明となっていた。
父は死亡したとして会社を相続するしかないララが父の残したビデオを発見、卑弥呼の力を悪用しようとしている者が居るらしい。
ララは父を探しに行くのだが・・・。

ゲーム原作の第3弾で前日譚。
ララ役が変更されたのと設定が新しくなっていて全く別作品となっていた。
アクションアドベンチャーとして凄く期待するも残念ながら期待外れに終わってしまった。
ララはまずまずの美形なのだが結構やられるシーンが多く見ているのが辛くなるし2時間のランタイムが凄く冗長に感じられる。

3DのBDで鑑賞するが3Dの恩恵を受けているシーンがほぼ無かったのも辛い。
この手の作品こそ3Dが活きる筈なのだが・・・。(R7/3/7)
アメ公vsメヒコ
ユーザー名:Aso, S.投稿日:2025-03-11 00:47:51
後々なら当然にトランプとなる私利私欲の悪役。対抗する伝統通りのリバタリアン、リー・ヴァン・クリーフが、主役を外国人に譲る?分け合うんだから、最早この映画は時代の召命と言っても良い?。
スゴいです。
ユーザー名:マコ&マリ&メグ投稿日:2025-03-11 00:26:43
区長当選いうても、議会どうするのとおもたら、
次の区議会議員選挙で、女性が、過半数とれたんだから、スゴいっス。
各キャラが仏壇に語り掛けるエンドロールが秀逸
ユーザー名:skat0306投稿日:2025-03-10 22:13:15
TVシリーズから7年、みな老け込んでおらず安心。近年のクドカンものとしては、向田邦子のホームドラマを継承するこのフォーマットが一番のお気に入りだったのだ。練馬(だったと思う)の造り酒屋の日常がたまらなくおもしろいので、2時間足らずの映画でお茶を濁さず、2クール分ダラダラとドラマにすべきなのである。どんな端役キャラクターでも、クドカンが描けば、命が吹き込まれ魅力的に動き出すマジック(生徒ABCですら!)。本作では中田喜子の大女将が活き活きしているw 「岸辺のアルバム」の女子大生が渡鬼を経て、本シリーズの最長老役に到ったことが感慨深い。
マッジエヴァンス
ユーザー名:ルーテツ投稿日:2025-03-10 22:00:46
こういう作品を現代に観られるだけで儲けもの

と思ってみ始めたけど、これが結構面白い
アル・ジョルスン扮するお気楽に生きる気の良い風来坊が、ひとりの女性に出会って…
というお話
ユーモアの中にちょっとチャップリン的なペーソスも感じられる
ヒロインはマッジ・エヴアンスという美人女優
この作品で知ったが、サイレント期のコメディアン、ハリー・ラングドンの姿も拝める
主演のA・ジョルスンは、タイトルともなっている曲も含めてたっぷり歌を聴かせてくれる
こういうのはもう飽きた
ユーザー名:skat0306投稿日:2025-03-10 21:40:00
一番感心したのはアバンタイトル。スリリングかつ格好良いし幕開けとしては上々だったが、ミステリーにおけるカタルシスを用意しないまま観客を引きずり回す感覚に、付き合い切れないような気持ちがもたげてきた。これなら清張映画「疑惑」をリピして、曲者揃いの役者たちが登場する活劇を堪能すべきと思ってしまった……。こういうノンフィクションと見紛う演出で、役者のリアルな演技をありがたがる風潮は、個人的にはもうちょっと勘弁なのだ。
デジタル廃人
ユーザー名:さくら1975投稿日:2025-03-10 21:13:56
ディレクターズカット版を4日掛けて観た。オーストラリアに舞台が移ってからが特にいい。
まるで浮遊するようなカメラ
ユーザー名:ゑぎ  投稿日:2025-03-10 20:19:56
富士山。マキノ正博は富士山大好きだ。風で幟(のぼり)がはためく。籠から女形姿の長谷川一夫が出て来る。お付きの山本礼三郎とともに関西弁を喋る。長谷川の顔を左に向ける山本。富士を見る2人のツーショット。茶店の中にいる古川緑波が下男の渡辺篤に「きっとめくらだ」と云う。

 上方の人気役者、中村歌右衛門-長谷川が、江戸での興行に向かう途中、失明寸前の状態になる。それを助けた眼医者のロッパ、礼金を頑として受け取らない。ロッパは、学び得たものでお返しを、と云って去るのだが、こゝでまた富士山が映される。というワケで、後半は、江戸で大人気となった長谷川-歌右衛門が、眼医者のロッパへ恩返しするプロットとなる。

 私が見た73分版は、どうも短縮版のようで、冒頭クレジットに記載されていた配役の中には結局出てこなかった人が何人もいる。例えば鳥羽陽之助と山根寿子は親娘役だったみたいだが、この2人は出てこない。他にも清川荘司や沢村貞子の場面も切られているのだろう。しかし、短縮版と知らずに見たなら(冒頭クレジットも気にしないのなら)この現存版で過不足のない出来と感じられるし、引き締まったプロット構成だと感じられる面白さだと思う。

 序盤の長谷川の手術シーンに持っていく段取りの見せ方(手術を拒むロッパに対して上手く促す渡辺)や、手術後の行燈と蝋燭を使ったローキーの画面なども見応え充分だが、何と云っても素晴らしいのは、江戸の中村座の場面、その外観および、舞台や客席を映したクレーン移動ショットの数々だ。何と優雅な優美な移動撮影だろう。

 特に、舞台上で踊る長谷川のところへ黒子がロッパからの手紙を持って来て渡すシーン。これは3台ぐらいのカメラを同時に使ったマルチ撮影みたいに見える。舞台上で巻紙を広げて読む長谷川。騒ぎだす客たち。幕が閉められ、客席からは座布団が飛ぶ。この客席を上昇して俯瞰にし、さらに移動するクレーン撮影。この後、客の前に出て花道に手をついて話し始める長谷川。こゝのまるで浮遊するようなカメラで捉える撮影も凄い。あるいは、ラスト、足元からティルトアップし、扇から顔を出す長谷川を捉えたショットが、そのまゝ客席上空をトラックバックしてフルショットになり、素早くパンして客席を俯瞰で見せるというワンカットも凄いセンスだ。

#備忘でその他の配役などを記述します。
・三島の宿の主人で柳谷寛。番頭は永井柳筰。呼ばれた馬の医者は高勢実乗。
・ロッパが看る長屋の女房は清川玉枝。他の長屋の住人に真木順ら。
・窮乏したロッパが仕官した先の殿様-水野出羽守は、丸山定夫。同僚の医者には嵯峨善兵と深見泰三がおり、深見は宴席で幇間のように踊る。
・茶屋の女将で千葉早智子。芸妓として、伊藤智子、一の宮敦子、戸川弓子、伊達里子、谷間小百合、音羽久米子、三條利喜江、鈴村京子、矢口陽子とまあまあ有名どころが集まっているのだが、ほとんど仕出しレベルの扱い。
・中村座の客の中には横山運平がいる。「行ってやれ!」と叫ぶ客。
心地良い80年代臭の閉鎖空間アクション。
ユーザー名:over投稿日:2025-03-10 18:54:30
登場人物3人、舞台はセスナ機の中、飛行時間のリアルタイム進行。
面白いわ。
異常でタフな殺人鬼、追い詰められて強くなる女刑事、情けないけど愛嬌のある犯罪者。
よいですな。マーク・ウォールバーグが楽しそうです。
『ヒッチャー』とか『ブルー・スティール』みたいな感じです。
金庸+『男たちの挽歌』。
ユーザー名:over投稿日:2025-03-10 16:30:38
龍兄貴の登場シーン、殴りかかる洛軍を、タバコを上に弾いて、落ちてくるまでに捌いて、タバコをキャッチ、がツボ。達人。

銃じゃなくて、格闘と剣戟で勝負するところが、金庸的。
しがらみで敵と味方に別れても、恩義と俠気で行動するのが『男たちの挽歌』的。
『孫文の義士団』以来、久し振りにゾワゾワした香港アクションだった。
虐殺機械
ユーザー名:としさん投稿日:2025-03-10 15:07:44
2025年3月10日
映画 #関心領域 (2023年)鑑賞

アウシュビッツ強制収容所長の #ルドルフ・ヘス 一家は収容所と壁を隔てたすぐ隣の家で満ち足りた暮らしをしていた

実際にここで育ったナチの子どもたちは、どんな気持ちでその後の人生を送ったんだろうか?

罪悪感?それともまた無関心?
こんな話もあったのだろう
ユーザー名:流氷一滴投稿日:2025-03-10 14:18:59
【ネタバレ注意】
9.11同時多発テロでターゲットになった世界貿易センターブーノースタワーのエレベーターが舞台である。エレベーターに閉じ込められたのは、離婚調停中の夫婦、バイクメッセンジャー、ビルの保全技術者、美しく着飾った女性の5人。職業もバックグラウンドも全く異なる5人は、最初は対立しながらも、力を合わせて停止したエレベーターからの脱出を図る。

大金持ちとどちらかと言うと裕福とは思えない人たちとの会話がおもしろい。傲慢なイメージの大金持ちは、おそらくプライドもあったのだろうが、最後に救助される道を選ぶ。エレベーター内に一人取り残された彼を救助隊員が天井の穴から助けだそうとする。その時・・・

「こんな話もあったのだろう」というフィクションではないか。映画の内容については特に言うことはない。しかし、同じ9.11が舞台の映画としては「ユナイテッド93」と比べると「なんだかなあー」という気持ちになることは否定できない。
家電ウォーズ
ユーザー名:リベルタド!!投稿日:2025-03-10 13:59:25
スター・デストロイヤーの形が、“アイロン”に似ていることに気づいちゃって、いてもたってもいられなくなったのかな。“茶番”と共にあらんことを。
輪廻2005
ゾンビたちがうごめく大量殺人現場
ユーザー名:流氷一滴投稿日:2025-03-10 13:57:54
【ネタバレ注意】
有名な「呪怨」を撮った清水監督のホラー作品。「呪怨」は「わざと」ストーリーを複雑にしているので、一度見ただけでは「何が何だか」分からい人も多いだろう。

本作は、ヒロインの前にその前生が現れ恐怖に陥るというモノで、ストーリーは比較的分かりやすい。映画で最後に殺された少女の役を演じるヒロイン。その撮影現場で、なぜか経験したことがないはずの大量殺人現場に迷い込み、ゾンビのような被害者たちに詰め寄られる。極めて理不尽な出来事であるが、ヒロインが詰め寄られた理由が最後に明らかになる。

ジャパニーズホラーあるあるで、「わざと」暗くて不鮮明な映像で恐怖を煽っているところが惜しい。明るく鮮明な映像でもホラー映画として十分怖い。脚本の出来がよいから。
ユーザー名:さくら1975投稿日:2025-03-10 10:56:37
新人トンカラトンのエピソードはシリーズで一番笑える
閉鎖空間迷路映画
ユーザー名:D-day投稿日:2025-03-10 09:58:34
【ネタバレ注意】
こりゃ一体何映画だと…序盤中盤まで観るのに
二日も三日も掛かってしまった
ジェイソン・クラークおじさんが出てきた辺りからノった
美女とギャンブル
ユーザー名:nabeさん投稿日:2025-03-10 09:46:08
大人気ヒットコメディの第2作である。
香港とロスの刑事コンビの奮闘記だ。ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの凸凹コンビによるカンフーアクションが楽しい。
香港のアメリカ領事館で爆破事件が起こり、リーと休暇で香港へ来ていたカーターが関わることになる。すると一人の香港マフィアが容疑者として浮かび上がり、ラスベガスの新装開店したカジノのニセ札騒動へと発展していくのがイイ感じだ。ジャッキー・チェンのアクションとクリス・タッカーのマシンガントークに加え、チャン・ツィイーとロゼリン・サンチェスの美女二人が絡み、華やかな香港の夜やラスベガスを舞台に4人が大暴れするのが楽しい。
エンディングのNGシーンで、ジャッキーの人間離れしたアクションが何度も失敗を繰り返しながら成功しているのが分かる。撮影当時47歳という年齢も驚異的だ。
サイコパス
ユーザー名:ameniutaeba投稿日:2025-03-10 08:34:38
B級フィルム・ノワールのような展開だが、監督、製作が名匠なのでしっかりと作られている。
登場人物たちに残る戦争の傷あとにリアリティがある。
犯人がサイコパスと表現された最初期の映画かもしれない。
シカゴの狭い賭博場からロス、ラスベガスへと空間の広がりが楽しい。
リザベス・スコットはノアールの匂いが漂うが、チャールトン・ヘストンは向いていない。後年の大物らしさがすでに現れているが。
後半面白くなる
ユーザー名:pumpkin投稿日:2025-03-10 08:06:53
リンクレイター監督はいつも面白くなりそうな題材なのに思ったほど面白くならないという残念な監督です。どうしてそうなるのか、わたしにはよくわかりません。今回も前半はそんな感じでかったるいのですが、後半はそれなりに面白くなりました。ビフォア三部作がよかったのは主演のイーサン・フォークとジュリー・デルピー2人が脚本に加わったせいではないかと考えるので、今回グレン・パウエルが脚本に加わって自主性に任せたのがよかったのかもしれません。
安アパート
ユーザー名:ameniutaeba投稿日:2025-03-10 07:51:49
貧しさゆえの衝動的な殺人は見ていてやりきれない気分になる。
神の不在ではなく、神父の世俗性が悲劇の源である。都会の中の教会と教区民の関係がよく表現されている。
シナリオがよくできているためであろう。
安アパートの造形もいい。
interface
ユーザー名:ringoringo投稿日:2025-03-10 04:25:20
【ネタバレ注意】
異星人の登場を匂わせて、登場させなかったのが良かった。
最初と最後がワームホールで繋がる様な話の展開も良かった。
いまさらだが、マシュー・マコノヒーは素晴らしい。

2025/03/10  再見
「Marphy's law」

2014年頃の僕は洋画を鑑賞する時には、絶対的に字幕と決めていた・・・
今回、約11年ぶりに吹き替えで観たら、字幕版では、分からなかったことが解って・・・
感動の涙ですよ・・・

ガルガンチュア接近での、アメリアとクーパーの別れのシークエンスなんて、号泣でした。


2025年現在の映画界のスーパースターのティモシー・シャラメ君も出演していたのですね・・・

ハンス・ジマーの音楽も最高でした。

当時の僕に云いたい・・・「何で9点なんだよ・・・どうせ、字幕を追っかけてたんだな!10点いや20点でしょ!」

というわけで、イイね印の点数を20点つけたいところですが、つけられないので、仕方がないけど満点表記の10点に訂正しておきます。
B級
ユーザー名:JAMES BOND投稿日:2025-03-10 00:14:42
冒頭は良いが、後はコミカルでB級。
フォーク・ファンの気持ちもわかる
ユーザー名:verkhovensky投稿日:2025-03-09 20:41:40
【ネタバレ注意】
映画は2部構成といへます。前半は64年のフェスティバルで「時代は変る」に聴衆が熱狂するところまで、後半は65年のフェスティバルでバターフィールド・ブルース・バンドを従へたロック演奏に大ブーイングを浴びせられるところまで。この対比を製作側は狙つたのでせう。

For the times, they’re a-changin’と大合唱になるところは、日本でディランのレコードを聞いてゐるだけではわからなかつた、当時の現地の興奮が如実に伝はつてきました。目の前に天才が現れて、誰も書いたことがない、時代の精神をとらへ、社会を変へうる力を持つた凄い歌を歌つてゐる。アメリカのフォーク・ファンの感激はいかばかりのものであつたことでせう。映画は彼らが歌詞の一語一語を噛みしめて聞いてゐる姿をよく表現してゐます。これが翌年、ピート・シーガーがディランを諭すシーソーの譬へにつながります。

この伏線にたつと、あの事件の描写が新しい意味を帯びます。「頭の堅いフォーク・ファンが天才のやることを理解できなかつた」と、後からいふのは簡単ですが、私は仕方なかつたと思ふのです。フォークの希望の星が、社会の不正に抗議するプロテスト・ソングをやめ、始まつたばかりのロック(まだビートルズだつて前期です)の騒音に身を任せ、訳のわからない難解な詞を歌ふなど、彼に心酔してゐたファンにとつて、有り得べからざることでした。彼は、英国公演でもさんざんヤジられます。その様子はスコセッシの「ノー・ディレクション・ホーム」で紹介されてゐます。「ユダ!」「おまへなんか信じない」のやりとりは、実際はイギリスでの出来事です。

シルヴィ(ディランの希望で仮名)、バエズとの二股(バエズはこの後、別の女性=サラ=とディランがひそかに結婚したことを知りショックを受けたさうです)、シーガーへの不義理など、ディランのいい加減でわがまま勝手な面も公平に描かれてゐます。
ディランが夜中にバエズを訪れる「チェルシー・ホテル」は、「サラ」のために「ローランドの悲しい目の乙女」を書いてゐたと歌つたところと同じなのでせうか?さうだとしたら、ますますややこしい男ですねえ。ちなみに、映画で苦吟してバエズに追ひ出される種となるのは、傑作It's All Right, Maです。
最後バイクで走りだしたときは、事故まで描くのかなと一瞬思ひました。

出演者はよく歌つてゐますが、ディランは誰も歌になるとは夢想だにしなかつた言葉を、ポピュラーソングに溢れんばかりに盛り込み、その語彙を飛躍的に拡大し、しかも歯切れよく、ニュアンス豊かに歌ひこなした人です。その技巧をシャラメさんに求めるのは酷で、素人による物まねの域を出てをりません。またバエズは、声量豊かに清潔に歌を歌つた名歌手であり、その澄明さにバルバロさんは到底かなひません。

バエズの歌の内容を指して「歯医者にかかつてゐる絵」のやう、と揶揄したのは、的を射てゐるとはいへ、いかにも「無礼な(バエズの言葉)」ディランの言ひさうなことです。

映画としては、後半、ディランがいよいよロックに踏み出すところの描写が、ディランのファンは詳しく説明されなくても納得してしまひますが、経緯を知らない人には少々あいまいに映るでせう。アル・クーパーがオルガンで参加するところは、有名なエピソードではありますけれど、埋め草で上映時間をつないだ觀があります。

冒頭と最後のSo Long, It’s Been Good to Know Youはウディ・ガスリー本人の録音です。88年にディランは、ガスリーのトリビュート・アルバムに参加し、Pretty Boy Floydの、ガスリーの衣鉢を継ぐ素朴な、いい演奏を残してゐます。興味のある方は探してみてください。
ひるがへつて、ディランはいろいろやつてきたけれども、結局ギター弾き語りが一番よかつたのではないか?と、私は思はないでもありません。

ついでに余計なオチを紹介すると、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドのギタリスト、マイク・ブルームフィールドはディランも惚れ込んだ、当時を代表する名手ですが、ディランに「ギターの弾き方を教へてやる」つもりで、Highway 61 revisitedのセッションに乗り込んだのださうです。

先日のアカデミー賞授賞式(この作品は、エドワード・ノートンにチャンスがあつたかといふところでせう)にミック・ジャガーが主題歌賞のプレゼンターとして現れ、「主催者の希望はディランだつたが、断られた」「主題歌賞はそりやあ、名もなき者だらう、つて言つてたよ」「もつと若い人を見つけろよ、と言ふからおれが出てきたんだ!」と笑つてゐました。
西の魔女
ユーザー名:ゑぎ  投稿日:2025-03-09 20:24:33
まず、邦題にも「パート1」、あるいはそれが分かる言葉を付けるべきだろう。本作単体では、途中感満載で終わる、ということを事前に観客に示しておくべきだ。知らなかったお前がアホだと云われるかもしれないが、努めて事前に情報を仕入れないで見る観客の多くは、騙されたような気になるのではないだろうか。それでも本作は、充分映画館で見る価値のあるビジュアルを持っているし、集客できる力のある映画だと思う。

 『オズの魔法使』の「西の魔女」が「西の魔女」になるまでを描いた映画。ジュディ・ガーランド大好き!の私でも、『オズの魔法使』を支えているのはドロシーでもオズでもなく、決定的にマーガレット・ハミルトン演じる「西の魔女」だと思ってきた。公開当時から現在に至る迄、アメリカの子供達の悪夢の源泉が『オズの魔法使』の「西の魔女」だと何かの雑誌で読んだことがあるけれど、実際、私の3人の子供達も皆、この「西の魔女」を怖がって仕方がなかった。私はと云えば、他の作品でチョイ役のハミルトンを見つけることが現在でも古い映画を見る楽しみの一つだ。

 本作『ウィキッド』は「西の魔女が死んだ!」という場面から始まる。翼の付いた猿たちが飛び立って行く場面。安っぽいCGでワンカットに見せる長回しショット。しかし、冒頭すぐに虹を見せるのと、マンチキンランドへの道で、ドロシーたちの後ろ姿が一瞬映るというサービスはいい。町の人々が喜ぶ。そこに良い北の魔女グリンダ-アリアナ・グランデが来る。彼女も基本、西の魔女が死んで良かったという態度だが、ちょっと屈託も見える。町の少女が「悪い魔女と友だちだったの?」と聞き、グリンダがかつての西の魔女-エルファバについて回想する、という導入部だ。

 さて、私はまずは美術装置に注目して見たのだが、マンチキンランドもシズ大学周りも海中のダンスクラブ「スターダスト」もイマイチかなぁと思いながら見ていて(大学内の、回転する仕掛けのある図書館はちょっといい)、エメラルドシティへ向かう列車の場面になって、ようやく目を瞠る思いがした。この列車は面白い。そしてエメラルドシティの造型、こゝでのプロダクションナンバー「ワン・ショート・デイ」のスケールの大きさもなかなかのもので、ようやく満足感を得られたと思った。

 ただし、ミュージカルシーンで一番気に入ったのは「ポピュラー」の場面だ。スターダストでガリンダ-グランデとエルファバ-『ハリエット』のシンシア・エリヴォが唐突にサイレントのダンスを一緒に踊った後、部屋に戻ってグランデの歌唱となる場面。それまで、独善的だった(心根は良いことも分かるレベルだったが)ガリンダ-グランデが、私には、ちょっとずつ可愛らしく見えて来た。ウザったかった髪をかきあげる仕草まで愛らしいと感じてしまう良い演出だと思う。結局、このパート1では、良かれ悪しかれ、エリヴォよりもグランデが目立つ役回りだったように感じる。原作もそのミュージカル化舞台についても全く未読未見のワタクシ的な期待だが、次作パート2では、マーガレット・ハミルトンに肉薄するぐらいの邪悪な西の魔女が垣間見られたらいいなと思う。
娘に正義をもたらしてくれて...
ユーザー名:dadada投稿日:2025-03-09 17:36:03
【ネタバレ注意】
配信スルーだと言うイーストウッド叔父貴の最新作。序盤、こんな偶然ある?って事件の真相が明かされ、軽そうな話って印象。だから配信スルーなのか?何でイーストウッドさんはこんな題材を選んだのか?ってなことも思いながら観続けたのだが、首を傾げたのは序盤だけ。途中で思わず「これ、オモロいじゃん。」と声が出てしまった。いやいや相当の力作です、これは。
話の展開が巧みで面白いことは勿論のこと、的確な配役による安定感。手堅い演出と編集によるテンポ感、かつドッシリの重厚感。目新しさも奇を衒ったとこも無いが、無駄のないプロのお仕事が結集されている。幕切れも、コレっきゃ無いって絶妙のタイミングと間で、切れ味抜群。大好き、大満足。
ご本人出演で、ゆるゆるの「クライマッチョ」が、ご愛嬌の遺作になってしまうのかと心配だったが、まだまだこんな映画作れるのね、叔父貴。10年前の「ジャージー・ボーイズ」の直後作と言っても疑われないくらいの活きの良さと面白さ。劇場公開には大人の事情があるんでしょけど、叔父貴が呼び掛ければ今作のように間違いの無いスタッフが集まるんだろうから、まだまだ面白い映画が期待出来そうですね。待ってます。
準備不足だろうが、11:30にショーは始まる
ユーザー名:リベルタド!!投稿日:2025-03-09 17:18:50
伝説のコメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」記念すべき第1回目の生放送開始90分前から、本番が始まるまでをリアルタイムで描く“舞台裏”すったもんだ群像劇。
注目すべきは、「ブルース・ブラザーズ」のジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、「ナショナル・ランプーン」のチェビー・チェイス、「マン・オン・ザ・ムーン」ことアンディ・カウフマン、「マペット」のジム・ヘンスンなど当時のレギュラーキャストを、若手俳優陣が本人に成りきって演じていること。(以前フジテレビで、志村けんを山田祐貴、いかりや長介を遠藤憲一、加藤茶を勝地涼が演じていたが、まぁそんな感じ。)
本番まで時間がないって言うのに、足を引っ張りあう出演者、出来上がらない脚本、頭の堅いお偉いさんを相手に悪戦苦闘する若手プロデューサーが奇跡を起こす!
HBOドラマ「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」や、「カメラを止めるな!」に通じる爽快感や達成感が心地よい。
そして「アメリカン・グラフィティ」みたいな1970年代風のキービジュアルがナイス!
5段階評価の2・5
ユーザー名:新さとせ投稿日:2025-03-09 16:33:05
引越しの手伝いへ来た響は新居の床下から発見された不気味な箱に不審を抱く。
案の定、箱を処分しようとした男がトラックへ撥ねられ死亡、姉の友人美優も流産してしまう。
5人は箱のお祓いを住職へ頼むが、寺が焼失したり次々と不審な出来事に襲われ・・・。

清水崇の村ホラー第2弾。
今回は箱を中心にあの樹海をテーマにして物語を展開している。
私も樹海へ行った事が有るが本当にあのままの景色で、暗くてうすら寒く自殺のメッカでコンパスが利かないとの話を聞かされていた。
出演女優陣も可愛い系揃いで嬉しいし、ホラーに家族愛も絡めて楽しめる作品となっている。
最近というか清水監督の作品群の中ではオリジナルビデオ版「呪怨」の次くらいに面白いのでは?

BDでの鑑賞だが画質音質ともに良く特典映像も豊富。(R7/3/8)
Youve got to ask yourself one question…
ユーザー名:verkhovensky投稿日:2025-03-09 15:26:07
You've got to ask yourself one question:'Do I feel lucky?'Well, do ya, punk?

アメリカ映画の名セリフ第51位。「ひとつ聞いてみな。『おれはついてるかな?』。どうする? このクズ!」

これはそれ自体の面白さのみならず、劇的にうまく使はれてゐて、まさしく名セリフですね。序盤の見せ場(ここはたいへんよく撮れてゐます)でハリーが強盗をおちよくり、ラストは一転、「さそり」を憎さげに挑発するのが利いてゐます。両度ともプロのハリーは残りが何発か知つてゐるのだ、と批評家が書いてゐたのを昔読み、いふまでもないことと思ひましたが、実際に数へたくなり、見返して確かめたものです。
ユーザー名:さくら1975投稿日:2025-03-09 14:23:09
流れ暴魔の2人組が印象的
年越し鰻
ユーザー名:リベルタド!!投稿日:2025-03-09 12:00:45
京都、名古屋でお預け食らった“鰻”を、大晦日に柴又でゲット。しかも生放送で実食。テレ東は、おじさんがご飯食べてるだけでもいいのだ。
異世界転生もの
ユーザー名:としさん投稿日:2025-03-09 12:00:13
2025年3月9日
劇場版 #乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… (2023年)鑑賞

前世でプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったカタリナ・クラエス。いくつもの危険な破滅フラグをどうにか回避し、今は平和な日々を過ごしていた。そんなある日

転生ものを初めて見た
男たちの挽歌
ユーザー名:インディチャンプ投稿日:2025-03-09 11:28:01
冒頭クレジットの原題に、えっ!となる。衝撃の展開が深く記憶に刻まれた「SPL/狼よ静かに死ね」の続編だとは、全く知らなかった。しかし、ドニー・イェンとサモ・ハンは登場せず、物語に関連もない。
ハリウッドに進出を果たしたトニー・ジャーとウー・ジンが、香港とバンコクを舞台に愛娘と巨悪壊滅のため壮絶なハード・アクションを繰り広げる。特に、個人的にはイップ・マンの敵役NO.1マックス・チャンと2対1の死闘は見応え十分。前作を彷彿する『墜落』にハラハラした。「ワイルド・ブリット」が最高だったサイモン・ヤムの連続出演も嬉しい。
見逃していた10年前の映画のリバイバル上映に感謝。おそらくソイ・チェン監督の最近作「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」が日本でも粘り強い興行ヒットを記録しているからだろう。
夢か現か、サーが出会う狼には笑ったが、エンディング曲の「殺破狼」がまたいい。
変な因縁
ユーザー名:コマンドー者投稿日:2025-03-09 10:13:39
原作も読んでいるが、冒頭で「本作は4章仕立ての原作本に続く第5章のようなものです」と原作者が言うので、原作とは異なる展開なのかと思わせて、実際は原作通り。
何が原作本に続く第5章なんだ・・・。
実際にあった事体裁で進むが、ストーリーはこのミス大賞の隠し玉作品によくありそうな、バカミスっぽい感じで、とてもノンフィクションだと思わせるリアリティは皆無。
奇妙な間取りの家を巡る前半の展開は面白いが、中盤以降に本家のある村落に話が移ってからは、フィクション丸出しのバカミススレスレのこんなこと現実に起こる訳ないだろうって感じ全開の展開になり、一気にチープになる。
まあ、それでも退屈はしないので、中高生が見るには出オチ映画としては十分なのかもしれない。
高嶋政伸と石坂浩二はメイクが凄くて、最後のキャストクレジット見るまで全く分からなかった。
マシュマロみたいな映画を見た
ユーザー名:クロガネーゼ投稿日:2025-03-09 09:06:43
テレビドラマの方法論で映画を撮ると、こうなっちまうんだろうなあ。

馴れ初めの頃のルンルンも型どおり、倦怠期に入ってからのすれ違いも型どおり。いよいよ破局のファミレスでは、お約束どおり、出会った頃の二人にそっくりな若いカップルも登場します。

これでもかとばかりに何もかも絵で見せて、余白は一切残さないで、う〜ん、分かりやすい! 分かりやすすぎてミもフタもない。

14歳の子供が途中から見てもシチュエーションが分かる。マシュマロみたいにキレイで甘くて、芯のない映画。

主演の二人もイマドキのカップルを、いかにもソツなくソレらしく演じてます。
抜け忍
ユーザー名:nabeさん投稿日:2025-03-09 08:45:08
劇場未公開の忍者アクション時代劇である。
抜け忍した女忍者の戦いを描いている。体裁がピンクっぽい感じだが濡れ場はわずかで、本格的な殺陣シーンによるくノ一作品だ。
故郷を離れて密かに暮らしている抜け忍くノ一のしのぶが、元恋人や追手に追われながらその都度ピンチを潜り抜けていく。彼らはしのぶを殺すために来ているのだが、会えばセックスをしてしまうというピンクな設定が嬉しい。またその際に使う手段が、忍者ならではの秘薬で痺れさせて犯すというのも微笑ましいところだ。しかしそんなお楽しみシーンも一瞬で終わってしまい、後はしのぶと追手たちとの忍者同士の斬り合いで、結構本格的な殺陣が繰り広げられる。
しのぶを演じる大瀧由花詩が、求道者のような生真面目なくノ一を好演している。小道具が本格的でカメラワークも美しい。
パイロットをお探しかな?
ユーザー名:dadada投稿日:2025-03-09 08:28:51
【ネタバレ注意】
一直線の話を力強く観せるって、メル節健在。
あっという間の90分。ごちそうさまでした。
ヴァンサン・ボレル
ユーザー名:dadada投稿日:2025-03-09 08:21:18
【ネタバレ注意】
目があっただけの見ず知らずの人が、突然襲ってきたら怖いよね〜なんて、そんだけのアイデアだけで作っちゃったんじゃないの?襲われるルールも曖昧で、何にも考えてないよね。だからさぁ、面白いのは序盤だけ。邦題も謎だしね。
霊界には死んでから来い
ユーザー名:dadada投稿日:2025-03-09 08:05:28
【ネタバレ注意】
前作から35年後って、自分自身も霊界には近づいたはずなんで懐かしいんだけど、途中まで前作のどこを面白いと思ったかすら判らなくなってた。ちっとも面白く無いんだもん。
まあ、ラスト30分くらいでは、免疫を無くしかけてたバートン・ノリをいくらか思い出して...ソレなりに。何でもアリの悪ノリね。キャリー・オマージュには、間に合いました。
ばあちゃんの車
ユーザー名:dadada投稿日:2025-03-09 07:23:34
【ネタバレ注意】
ラストのばあちゃんの車での長回しが、むっちゃ痛くて苦い。今泉監督の映画を想起させられたが、アッチは擽ったくて甘酸っぱいから真逆。
シネコンのチケット売り場でタイムテーブルを見て、ホントは「ゆきてかへらぬ」を観るつもりだったが、R18のアカデミー賞受賞作って何だろ?とスケベ心で予定変更。でも、観て良かったです。
上手い役者と手堅い演出で、登場人物たちそれぞれの実在感ハンパなくって、大袈裟であろうと単純に話の流れに合点がいく映画。気持ち良〜く没入出来る映画で、大満足でした。
君、誰やったかいな
ユーザー名:F F F投稿日:2025-03-09 06:05:32
原作は虐待する側が薄っぺらだったが、映画ではある程度補正されて終盤の怒涛の展開は意外でした。この後どうなるんだろう。
第三種接近遭遇
ユーザー名:リベルタド!!投稿日:2025-03-08 22:33:48
地球外生命体との接近遭遇にはいくつかの分類がある。まず一種接近遭遇は、UFOの目撃。第二種接近遭遇は、UFOの接近により物理的な影響を体験するケース。例えば、停電したり、車のエンジンが止まったり。そして、第三種接近遭遇は、地球外生命体との接触を指す。ちなみに第四種接近遭遇は、地球外生命体による誘拐を体験するケースで、これはミラ・ジョヴォヴィッチ主演で「THE 4TH KIND フォース・カインド」として描かれている。
この「未知との遭遇」は、地球外生命体との友好的な第三種接近遭遇を描いた、エポックメーキングな作品で、今さら、その素晴らしさを語ることは必要ない。ただ、いくつかのバージョンが存在するので整理したい。
まず、オリジナル劇場公開版(1977)。最初に公開されたバージョンで、スティーブン・スピルバーグ監督の意図が最も純粋に反映されている。
次に、特別編(1980)。スピルバーグ監督が、オリジナル劇場公開版では映像化しきれなかったシーンを盛り込んだバージョン。例えば、「ピノキオ」の主題歌“星に願いを”が流れたり、ゴビ砂漠のシーンが追加・変更されていたり、マザーシップ内部の映像が加えられている。しかし、スピルバーグは本来マザーシップのシーンは撮りたくなかったが、スタジオからの条件で渋々加えたらしい。
そして、ファイナルカット版(1997)。カットされていた、ロイがデビルズタワーを造るシーンが復活。やっぱりマザーシップ内部の映像は余計だったのでカット。加えて“星に願いを”も削除されたが、スピルバーグ自身が最も満足したバージョンらしい。
先日のアカデミー賞、“メモリアム”のコーナーで、テリー・ガーが亡くなった事を知り「トッツィー」か「未知との遭遇」を観たくなり、こちらを鑑賞。どうか安らかに。
息子はつらいよ
ユーザー名:コマンドー者投稿日:2025-03-08 21:59:40
また吉永小百合と大泉洋が夫婦役ではあるまいなと思ってしまったが、違って小百合サマは大泉の母親役と、遂に小百合サマが歳相応の役柄を演じることとなる記念すべき作品である。
勝手に大泉洋の息子が小百合サマの母親が呆けていくのを介護するドラマだと思い込んでいたが、全く違ってそれぞれ二人が新たな人生を歩んでいく様を悲喜こもごもの安定の山田節エピソードを通して描く前向きなホームドラマで、さすがの安定の仕上がりで最後まで楽しく見られる1作。
永野芽郁は蒼井優に変わる新たな山田組のミューズとなる予感。
大泉洋には明らかに、かつての男はつらいよの寅次郎を重ね合わせているところがある。
You Are My Destiny
ユーザー名:ゑぎ  投稿日:2025-03-08 21:36:05
久しぶりに、ビスタビジョンのロゴを見る。さらに「序曲」と出る。昔の長尺映画のように静止画像に長い序曲が流れるのかと思ったが、すぐに本編が始まる。「序曲」としての劇伴は継続していたのかも知れないが、アバンタイトル、プロローグというぐらいの意味じゃないか。ファーストショットは、尋問される主人公の姪ジョーフィア-ラフィー・キャシディ。何を聞かれても応えない。長いディゾルブでポン引きのように引いて繋ぐ。続いて、主人公の妻-エルジェーベト-フェリシティ・ジョーンズによる手紙の独白ナレーションと共に、主人公のラースロー-エイドリアン・ブロディが船の中を船上まで人をかき分けて上がって行く様子の仰角長回しショットになる。このショットの最後、空の画面に自由の女神が横たわるように入る。自由の女神を普通に(垂直に)撮ったミタメのショットやエスタブリッシング・ショットは繋がれない。

 ちょっと冒頭を長々と書いてしまったが、上の段落の中に、こゝで私が書きたい事柄の具体例がいくつか入っている。例えば主人公の姪ジョーフィアの描き方について。あるいは、仰角と長回しについて。さらに、ちょっと奇をてらったようなイヤらしい演出について。

 良いところから書こう。本作には実に強い画面が散りばめられている。それには仰角構図の活用が多く寄与しているだろう。例えば、宣材にもなっている画面手前に花火みたいに溶接の火花が飛んでいて、ラースローが画面奥からのぞき込んでいる仰角ショット。他にも彼の夢の中に出てくる姪ジョーフィアの橋の上でのカメラ目線ショット。あるいは、建築物を引いて撮った多くの仰角ショットで、広角の歪みを全然感じさせない画面造型は(これはビスタビジョン撮影の効果なのだと思うが)特筆すべきと思う。次に迫力のある長回し演出の例。冒頭のラースローの船上までの動きを追ったシーケンスショット以上の効果を発揮したのが、終盤、妻のエルジェーベトが、ヴァン・ビューレンの邸宅へ一人乗り込んで来て、ハリソン-ガイ・ピアースをなじる場面のシーケンスショットだ。この中で、ハリソンの息子ハリー-ジョー・アルウィンの運動(エルジェーベトを倒し、床を引きずる!)の見せ方には、こりゃたまげた。

 こゝからは主に難点と感じた部分。全体、少々冗長と感じるが、尺が長過ぎるという感覚は無駄な演出が多いからだと思う。特に、強い画面と共に、俗っぽい品のない画面も散見される。それは被写体や人物の行為の問題ではなく、演出の問題だ。例えば、ラースローと相棒みたいなゴードン-イザック・ド・バンコレが、2人でクラブへ行った場面。こゝのジャズと麻薬を絡めたステレオタイプな酩酊感(倦怠感)演出はどうだろう。あるいは、イタリアの大理石採石場のシーケンスにおける、「ユー・アー・マイ・ディスティニー」(ミーナ・バージョン)が流れるダンスシーンの演出は酷いと私は感じた。特にシーン終結部の男女のダンスのショット。全体的に本作の既存曲の活用はイマイチじゃないか。

 あと、プロット含めたキャラクターや配役に関して。まずとても違和感を覚えたのが姪のジョーフィアの描き方で、前半は妻エルジェーベト役のジョーンズを画面上は完全に隠蔽し、ジョーフィアだけを画面に出すが、これは意味深過ぎる選択だと感じた。主人公と姪の間に何かのっぴきならない事情でもあるのではないかと思ってしまったじゃないか(この2人だけでなく、他にも近親相姦を匂わせる関係がいくつか見うけられると思った)。また、ジョーフィアとハリソンの息子ハリーとの絡みや、彼女の唖者としての描き方の中途半端さも気になった。ただし、その他の脇役のキャラ造型は皆見応えのあるものだと思う。従兄のアティラ-アレッサンドロ・ニヴォラとその妻オードリー-エマ・レアードが序盤しか登場しない、という構成もいい。ハリソンの娘マギーを演じたステイシー・マーティンも良い扱いだし、何よりも、ラースローの相棒のようなゴードンを演じているのがクレール・ドゥニ作品常連のイザック・ド・バンコレというのがとても嬉しい。
時代を超えてゆく名作
ユーザー名:はこまる投稿日:2025-03-08 20:48:09
私は↓のコマンドー者さんのファンで、いつもコメントを楽しませてもらっています。氏が仰る近年のアメリカ映画におけるポリコレ圧力の暴走は、逆説的な意味で今の合衆国の反知性主義を象徴していると思うので、その(ディズニー幹部による)愚行は、後年、アメリカ映画史の一つのジャンルとして定義されるのではと思っています。
で、「死霊のえじき」ですが、再見してロメロ映画こそ真のポリコレ映画ではと思った次第。巨匠が60年代から描き続けてきた人間達は常に変わらない普遍的な在り方を示し、もはや真理さえ感じられます。
また、↓の新さとせさんのコメントによると、私が以前持っていたビデオは残虐シーンをカットした最終版だったことも判明。今回wowowでオリジナル版を見ることができて幸せでした。
本作のバブをめぐる描写が次作の「ランド・オブ・ザ・デッド」(2005年)のビッグダディに引き継がれ、ロメロのゾンビ映画は「詩」へと昇華します。真の名作だ。
ミスターゾンビ
ユーザー名:はこまる投稿日:2025-03-08 20:11:52
脚本カズオ・イシグロ。104分。黒澤版の普遍的なエッセンスのみを見事に抽出した秀作だと思う。巨匠が鬼籍に入ってすでに30年近くになろうとしているが、オリジナル版から70年経ってもまだリメイクが作られるというのは人の世と人々の思いが変わらぬゆえか。考えてみれば、カズオ・イシグロの「私を離さないで」も死を運命づけられた少女が歌を口ずさみながらそれを受け入れてゆく物語だった。
演出と俳優陣含め英国らしい節度と品に溢れた好編。名シーンがこれでもかとバタ臭く連発される黒澤版と比べてみると、黒澤映画と日本人の本質も浮かび上がらせる作りにもなっていて、映画の在り方を考えさせる意味において単なるリメイクの枠を超えている。好きです。
変な話だな
ユーザー名:金属疲労投稿日:2025-03-08 19:10:04
【ネタバレ注意】
リアリズムを全く感じさせない、あり得ない話。おとぎ話か。ちょっと違うか。

妻子を捨ててブラジルに渡る、ということはあり得るとはしても、そういう男は多分、本作で描かれているような父親ではあるまい。
と思った。

世の中、本当に悪い人なんかいない、という方向に無理やり収束させようとしている感じがして、違和感を払拭できなかった。

何を訴えたいお話なのだろう。血のつながりの有無なんか大した問題ではない、ということかな。それはそれでいいテーマだとは思うけど、本作が成功作だとは思わなかった。「血のつながりにまつわるドロドロ」を一生懸命取り除きたかったのだろうけど。あえてリアルに背を向ける態度が正しいのかどうか議論の余地がある。

とにかく、私にはハマらなかったということです。すんまへん。
豊洲市場に移転の頃
ユーザー名:リベルタド!!投稿日:2025-03-08 16:14:58
劇中の会話にも出てくるが、築地から豊洲に「日本の台所」が移転したのが2018年。また、五郎さん出張で韓国に初上陸。
寺島咲
ユーザー名:としさん投稿日:2025-03-08 16:05:35
2025年3月8日
映画 #受験のシンデレラ (2007年)鑑賞

塾講師の経歴も持ち受験指導のエキスパートとして知られる精神科医 #和田秀樹 監督作品
貧しさゆえに高校中退した16歳のヒロインと死期の迫った有名塾のカリスマ講師が東大受験を通して心の再生を果たす

映画監督もするとは和田秀樹は多才だな
蔓延る害虫
ユーザー名:リベルタド!!投稿日:2025-03-08 14:41:00
【ネタバレ注意】
「巨大クモ軍団の襲撃」「アラクノフォビア」などの“クモ”系パニックホラーが好きだったので、待ち望んでいた作品。「スパイダー・パニック」とか「スパイダーズ」みたいに、ありえないくらいに巨大化すると冷めちゃうんだけど、リアルなクモが大量発生するようだったので期待していた。
この作品では、中東から持ちこもれたドクイトグモが、アパートで増殖を繰り返し大量発生、しかも天敵に対抗するために、徐々に大きく成長していくというオマケ付き。素早いクモの動きや、文字通り“クモの子を散らす”シーンなどクオリティは高い。がしかし、建物の中が薄暗く、肝心の襲撃シーンがハッキリ映らない点が物足りなかった。クモっていうより、クモにビビりまくる人々を観察する感じ。映画の終盤、成長しすぎて、自動車並み巨大化したクモが登場するが、なぜかバトルもせずにスルー。
移民や低所得者を“害虫”のように扱う社会への批判が込められているかもしれないが、「くたばれ、バケモノ!」的なカタルシスが欲しかった。
ラブレター・ハイ
ユーザー名:コマンドー者投稿日:2025-03-08 10:14:46
60歳を迎えた男女達による群像劇ドラマ。
人気脚本家の古沢良太の脚本にしては最初は退屈かなと思ってしまったが、中盤以降はツボを押さえた展開で、それなりに最後まで引きつけられてしまう。
小説とかではなく、人気応募企画が元ネタにしては、それなりに共感できるドラマになっているのは古沢良太の脚本の力が大きい。
ヘアー
ユーザー名:インディチャンプ投稿日:2025-03-08 09:37:55
マーク・ウォールバーグの怪演が際立つB級サスペンスの快作。
ほぼ3人のみのドラマがほぼセスナの機内のみで展開する。おそらく製作費は低予算でも、91分一気の面白さ。オスカーを受賞し、メガヒット作も手掛けたメル・ギブソン監督の作品選定が楽しい。
やはり、監督主演の「リーサル・ウェポン5」を観てみたかった気がする。
魔女狩りハンター
ユーザー名:nabeさん投稿日:2025-03-08 09:12:25
日本劇場未公開のファンタジー・バイオレンス・ホラーである。
成長したヘンゼルとグレーテルの物語だ。グリム童話の世界観をそのままに、大人になって魔女狩りハンターになった兄妹のヒーローぶりが楽しい。
魔女に脅かされている中世の町に、賞金稼ぎの男女が現れる。これが成長したヘンゼルとグレーテルで、屈強な魔女狩りハンターという設定が嬉しい。二人は魔女の館から無事生還した稀有なヒーローで、なぜか魔女の魔法も二人には効かないのが絶妙だ。そんな近所の森にすむ魔女たちが、皆既月食の日に行われる悪の祭典に続々終結し出すと、満を持してヘンゼルとグレーテルが出動し、片っ端から魔女たちをやっつけていくのが楽しい。
ジェレミー・レナーとジェマ・アータートンのヘンゼルとグレーテルが勇ましくてクールだ。ファムケ・ヤンセンが率いる魔女たちも個性豊かで、兄妹に残虐に殺されていくが、ゾンビのような外見なので恐怖感は薄く、シューティングゲームのような爽快感が楽しい。
update
ユーザー名:ringoringo投稿日:2025-03-08 07:57:58
【ネタバレ注意】
いやぁ~ 笑ったね… 流石はクドカン!
超面白かったです!
時代を切り取るの上手い!
言葉のチョイスがナイス!(おっ、僕も韻を踏んだ…w)

安藤サクラ、岡田将生をはじめ、演者が素晴らし過ぎですね…

10点じゃ収まらない、20点ですね…
オスカー
ユーザー名:インディチャンプ投稿日:2025-03-07 23:56:11
イスラエル、特にユダヤ人入植者の悪辣非道ぶりに言葉がない。
世界中の人たちに見て知って手を差し伸べて欲しい。
アニー
ユーザー名:インディチャンプ投稿日:2025-03-07 23:43:23
【ネタバレ注意】
第97回のアカデミー賞は本作に染まった。監督のショーン・ベイカーは、製作、脚本、編集にキャスティングも担っての八面六臂が報われる。パルムドールとのW受賞を心より祝福したい。
夢物語の裏返し。「プリティ・ウーマン」と比べてはいけない。信じたい、愛されたい、幸せになりたいヒロインの奮闘を描く。ラストの暗転は、抗って耐えて怒って忍んで、ついに堰を切ったような慟哭が、痛い。重なるワイパーブレードの音。彼女の傷つき果てた悲しみを少しでも拭ってはくれないか。
明日に新しい希望はきっとある。
ユーザー名:あっさん投稿日:2025-03-07 23:02:53
ジョンソンの語る話の中に、「子どもの頃、年の離れた姉に手足を縛られて浴槽に入れられた」というのがあるんだけど、これはやっぱり『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のSMプレーを下敷きにしたくすぐりなんでしょうか?
先入観が完全に壊される衝撃
ユーザー名:ゑぎ  投稿日:2025-03-07 22:56:17
インディアン居留地のシーンから始まる。酋長はジョー・ロバーツ。すぐに白人の石油会社の場面になって、インディアンを強制退去させ、土地を奪うという目論見が示される。それを知った酋長-ロバーツは、「白人を殺せ!」と叫ぶが、その視線の先には木のゲートで、扉が開き、捕虫網を持ったキートンが飄々と入って来る。これは出オチのようなギャップのギャグだ。キートンは白い蝶を追う。インディアンたちも見ている。画面奥から急に手前に走ってくるキートン。インディアンたちも追いかけてくるが、キートンは逃げたのではなく、網を振り下ろす。捕ったのはハエ。こゝでハエをルーペで拡大するミタメ画面が挿入される。ロングショットで飛ぶ虫を目で追うキートン(画面の中に虫は映っていない)。網は酋長のロバーツに振り下ろされる。これも面白い。

 この後、前半は、捕まって火あぶりにされかけるキートンの脱出を描くパートと云ってよく、後半は、白人酋長となったキートンも加わって、石油会社と対決するパートとなる。インディアンに捕まったキートンは、地面に突き刺したポール(木の棒)に手を括られるが、なんなく棒を引き抜いて、こゝも逃げるのではなく、場所を変えることで、焚き木を持ったインディアンを右往左往させるというギャグになる。こゝで、キートンとインディアンの男が見つめ合う切り返しの繋ぎがあるが、かっちりとした切り返しは本作ではこゝだけだ。

 私が最も特記したいのは、キートンとインディアンたちの追いかけ合いの中で、いきなり思いもかけないような高い岩の上のロケーションがロングショットで繋がれて、唖然とさせられる点だ。これが3回ぐらい出て来る。もともとインディアン居留地は平原にあるイメージだったのだ。これはある種の暴力的なカッティングと云うべきかもしれない。先入観が完全に壊される衝撃がある。高所のつり橋での運動や、山の斜面を駈け下り転げ回るキートンの身体能力も凄いものだが、この思いがけないロケーションに転換する構成・編集の方が驚嘆してしまう。勿論、高い岩場から突き落とされたキートンが毛布をパラシュートのようにして落下するロングショットや、凄い斜面を駈け下りたキートンがワイヤーワークで木にジャンプするといったアクションの造型にも瞠目する。

 あと、毛布をパラシュートのようにして落下したキートンが、白人が建てたと思しき家の煙突から中に侵入し、石綿(アスベスト)の布を服の下に着るという段取りを見せるのは不思議な演出だ。まるで、この後、再度インディアンに捕まり火あぶりにされることを予期していたかのようだが、念のためということか。しかしこれによって、火あぶりにされても平気な(煙草を喫っている)キートンの画面を導く。それを見て、インディアンたちがひれ伏す、という展開だ(キートンが白人酋長となる展開)。さらに、酋長-ロバーツの娘-ヴァージニア・フォックスが燃えないキートンを見つめて、ときめいた表情をする寄ったショットがあり、これが、ラストに再登場したフォックスとキートンとの、いつもながらの有無を言わさぬエンディングに繋がっていく。
ユーザー名:あっさん投稿日:2025-03-07 22:15:42
うーん、断酒会→障害者施設→大家族と続くオープニングの3場で、チャスティンがどんな人物なのかも、周囲の脇役たちが誰で、どんな重さの役割を与えられているのかもさっぱりわからない。監督の整理が下手すぎる。
サースガードに家までついてこられた翌朝も、電話で迎えを呼んだところで、いきなり視点人物がサースガードに変わっちまって変だし、迎えに来たのがサースガードの弟だということは、何十分か経過するまで判明しない。やれやれ。
でもって、一番大事なこと、すなわちチャスティンがなぜサースガードを好きになるのが全然伝わってこないし、そのあたりになるとサースガードの短期記憶の障害という設定がどこかに飛んでしまう。
もちろん、そんな調子だから、エンディングは何も解決していないのに、「一応これでハッピーエンドですから」という無理矢理な作りになっている。
脚本家組合のストの影響で、こんなヒドい映画ができてしまったのかしらん?
映画? (笑)
ユーザー名:namurish投稿日:2025-03-07 21:21:34
青と緑。次は赤…その次は紫か?
後悔への向き合い方
ユーザー名:pumpkin投稿日:2025-03-07 21:13:26
劇的なことは起こらないいかにもイギリス映画らしい渋い作品で、いささか渋すぎるかも。人生の終末を迎えて振り返った時、後悔の思いをどうするのかという映画です。わたしは手痛い失敗や嫌なこともありましたが、幸いにも特に後悔もない終末を迎えているので、わたし自身このまま終わりを迎えられたらいいなと思いながら見終わりました。
衝撃…!
ユーザー名:D-day投稿日:2025-03-07 17:03:43
【ネタバレ注意】
トンデモ系怪作珍作!
ホアキン何してんの?
「自責」するユダと「第三者」
ユーザー名:Aso, S.投稿日:2025-03-07 14:50:23
アーレントの「凡庸という悪」の前には、ユダこそ人間の善性さえ示すか。英国映画協会の恒例10年置き「史上最高の映画」投票、2022年版で上位に入ったのには、ウクライナ侵略もあったか、「契機」が無いと再認識に至らないことも又、凡庸たる人の性。夫の作品という後の「炎628」への感化も伺わせる、切実なドキュメントとなる早逝女流監督の反戦映画。
サクセション、華麗なる一族?
ユーザー名:リベルタド!!投稿日:2025-03-07 14:31:31
父親の莫大な財産を相続するために、足を引っ張り合う家族の話。題材としては、HBOの「メディア王」と同じ。「この私が、全てをお預かりします」が決め台詞のプライベートバンカーが暗躍する、ビジネス・金融ドラマだが、TBS日曜劇場のようなヒリヒリ感はない。むしろコミカルな雰囲気は「ドクターX」「ザ・トラベルナース」を継承し、いかにもテレ朝のドラマといった趣き。
唐沢寿明、鈴木保奈美、中野英雄の「愛という名のもとに」出演者が久しぶりに顔を揃えたって。
emerald
ユーザー名:ringoringo投稿日:2025-03-07 13:38:41
【ネタバレ注意】
シンシアとアリアナの圧倒的な、絶対的な、歌唱!
楽曲の良さと相まって、号泣ですね…
感動の上いっちいました…

舞台のオリジナルキャストのイディナ・メンゼルとグリーでエイプリル・ローズ役の人がエメラルドシティで歌うシークエンスは、超嬉しくなりました!
グルメ・ファンタジー
ユーザー名:nabeさん投稿日:2025-03-07 09:49:54
イタリアンシェフが主演のグルメ・ファンタジーである。
幼馴染のカップルのラブストーリーだ。マキダイと塚本高史がシェフ役に初挑戦というところが見どころだが、料理シーン以外の肝心なラブストーリーが、拙い演技とゆるゆるな脚本でイマイチ盛り上がりに欠けるのが寂しい。
ナポリで幼少期を過ごしたイタリアンシェフの武が、ビルの屋上から落ちてきたピアニストの佑樹と衝突して死んでしまうが、佑樹はなぜか無事だったものの中身が武になっていた・・・という、典型的なファンタジーの展開が面白い。しかし外見は佑樹で内面は武という難しい役柄を、やはりマキダイが演じるのには無理があり、素人アイドルのようなレベルなのが残念だ。また塚本高史もすぐに死んでしまい後は回想シーンばかりなので、ヒロインの相武紗季との絡みも少なく、ラブストーリーの肝である恋人同士の切なさが弱いのは致命的だろう。それでも登場するイタリアン料理は見事で美しく、実に美味しそうなのが嬉しい。
ラブストーリーの素材としてはイイ感じなので、主演俳優たちのレベルを上げてコメディタッチにすれば、上質なイタリア映画のように感動的で印象深い作品になるだろう。地味な市川亀治郎や宝塚風な真琴つばさも気になるところだ。
まるで、トランプみたい。
ユーザー名:マコ&マリ&メグ投稿日:2025-03-07 07:13:34
ねらっていたのか。
あのふたりは、きっと、レズビアン。
新幹線とエヴァンゲリオン
ユーザー名:としさん投稿日:2025-03-07 07:05:38
2025年3月6日
劇場版 新幹線変形ロボ #シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X(2019年)鑑賞

JR東日本とタカラトミーと小学館が共同で立ち上げた、実在の新幹線がロボットに変形するキャラクターコンテンツ

商売っ気ありありで見え見えのキャラクターだった
旅行代理店にも声かけたかもね
宮内ひとみ
ユーザー名:としさん投稿日:2025-03-07 06:05:00
2025年3月6日
映画 #少年と犬 (2024年)鑑賞

第163回 #直木賞 を受賞した #馳星周 の小説「少年と犬」を実写化したドラマ。ある少年に会うために東北から九州へ向かう犬が、行く先々で出会った人々と交流する

#高橋文哉 と #西野七瀬 の出番を増やそうとしたためああいうシナリオになったのね
畜生、Netflix
ユーザー名:namurish投稿日:2025-03-06 23:11:17
ゲロとスニーカーとナイフ。
もう一回、観ます。
アヌークエーメ
ユーザー名:ルーテツ投稿日:2025-03-06 22:24:43
繊細で傲慢
破滅的な人生を送った人
G・フィリップ程ハンサムではなかっただろうが、女性を惹きつけるものは持っていたのだろう
映画用に脚色されていて「史実とは異なる」的な注釈もあるが、史実もだいぶキツいエピソードあり
2025年にあっては
ユーザー名:DWのG投稿日:2025-03-06 22:24:28
シャーロック・ホームズにも似た観察力・洞察力が鮮やかなシドニー・ポワチエ。ポワチエへの偏見に顔を歪めながらもその手腕に敬意を払うロッド・スタイガー。どちらも見事という他はない。
1967年にあって啓蒙的意義も携えつつ良心的に撮られた映画であることは疑わない。ただし、黒人が偏見から解放されるのは白人より優秀である場合に限るという誤ったメッセージが潜在していることに、2025年にあっては無自覚であってはならない。
悪太郎1920~1922
フェイク・モチーフ
ユーザー名:ゑぎ  投稿日:2025-03-06 21:57:29
これ大好き。メッチャ面白い。原題は「山羊」。この「GOAT」は、最近よく使われる「史上最高」という意味ではなく、「生け贄」や「身代わり」のことだ(当たり前か)。本作のキートン自身の役割が「身代わり」なのだが、それだけでなく、画面の中に、フェイクやダミー、本物と偽物といった、あるものだと思っていたら実はそうではなかった、みたいなモチーフが次から次へといっぱい出て来る。この面白さがちょっと比類ないレベルだと思う。

 具体例をあげよう。開巻は壁の窓とキートンの後ろ姿。窓からパンが渡される貧者救済所のようだ。列の後ろへ並べと促されたキートンは最後尾に着くが、そこは洋服屋の前で、キートンは紳士服を着せられたマネキン2体の後ろに並ぶ。マネキンに気付かず、いっこうに前に進まない、という演出。次に、道に落ちていた蹄鉄を投げて警官にぶつけたことで、追いかけ合いが始まる。この結構長い追いかけ合いで、自動車の下に隠れたつもりが自動車が動いたり、といった部分も、フェイクのモチーフと云えると思うが、最も瞠目したのは、広い道路の画面手前にキートンがいて、奥の遠いところから3人の警官が手前に走って来、その両者の間を唐突に汽車が横切って行くといった思いもかけない見せ方だ。あるいは、キートンが動き出そうとしている自動車の背部スペアタイヤの上に乗るが、それはスペアタイヤではなく、路上の看板で、自動車だけ画面奥へ去って行ってしまうといった演出も実に鮮やか。

 他にも、序盤で「デッド・ショット・ダン」と字幕が出て刑務所内の写真撮影シーンとなり、画面左手前にカメラマン、中央の椅子に囚人のダン、右奥の格子窓の向うにキートンという配置のショットが出て来る。このショットが意外なかたちで後半になって、「身代わり」として活きて来るというのが上手い。この時撮影された写真が街中の壁に大きなポスターとなって貼りだされる。その画面は、ファーストショット(壁の窓)を思い出させもする。また、落ちていた御婦人用の黒い襟巻を使って、写真の顔に髭を作る演出もケッサクだ(これも偽物のモチーフ)。

 そして、中盤に登場した犬を連れた婦人-ヴァージニア・フォックスと大男の警察署長-ジョー・ロバーツも絡めた、エレベーターを舞台とする終盤のドタバタ演出もとびっきりぶっ飛んでいる。これは満足度の高いエンディングだ。こゝでも、エレベーターの階表示機(時計みたいな針のあるやつ)を使ってエレベーターの運行制御を行うというナンセンスな(価値転倒と云ってもいい)フェイク・モチーフを押し通す。

 さらに、ラストシーケンスの中で、全編で1回だけの、対面する人物による切り返しがある(テーブルについたキートンとロバーツが目を合わせるのをショット、リバースショットで繋ぐ)。また、全編でキートンの身体能力が一番発揮される運動も、ロバーツから逃げるために、ジャンプしてドアの上の窓を突破するショットだと思うし、収束はあくまでもキートンとフォックスの恋愛モチベーションであるというのも私にとっては、ポイントが高い。警察署長のロバーツや、デッド・ショット・ダンが結局最後どうなったかを描かないのもナンセンスさが増幅されて良いと思う。

#備忘でその他の配役などを記述します。
・デッド・ショット・ダンは、共同監督のマル・セント・クレアが演じている。
・キートンが電信柱を背に上着を着る場面の警官はエドワード・F・クライン。
監督もわたしも年を取った
ユーザー名:pumpkin投稿日:2025-03-06 21:06:01
ヴィクトル・エリセ監督がまだ健在だったことに驚くとともに、40年前岩波ホールで「ミツバチのささやき」を見た感動を思い起こしました。しかし、本作は監督もわたしも年を取ったという感慨のみで、あまり面白くありませんでした。全体に冗長で、ラストも感心しませんでした。
ジャッキー二重整形後初の作品
ユーザー名:コマンドー者投稿日:2025-03-06 20:46:08
ジャッキーが二重整形後の初の出演作。
日本では勝手にジャッキー主演にされてしまったが、あくまでジミー・ウォング主演でジャッキーは悪役。
監督のロー・ウェイが抜擢して主演作作ったのに、全く売れないジャッキーに業を煮やして、そのブサイクヅラでは売れないから、これに出たかったら整形してこい!と無理やり整形させたのだが、結果的にジャッキーは整形して正解だったのだから、ローウェイもたまには正しい事言う。
ジミーにも後にジャッキージャック事件の時に仲介役でジャッキーがお世話になるのも、この時の共演が縁となったのか。
ただ、ジャッキーは都合2回整形していますが、まだこの時は一回目なので、二重線を入れただけの雑な整形なので、目が不自然です。
実際見るとジャッキーは最初と最後のバトルに登場するだけで、総出演時間は10分にも満たない。
ジミー主演なので当たり前だが、これを日本ではジャッキー主演作として無理やりビデオ発売したが、いくら何でも無理がある。
ストーリーは原作脚本の古龍の王道パターンの途中で死んだ奴が実は後半で黒幕として生きていた!の繰り返しで、当然ジャッキーも途中で死ぬが、最後に出てくるのはバレバレである。
古龍ならではの必要以上に多くの登場人物達が右往左往するだけのよく分からない展開で、どんでん返しが4回くらいあるが、全然それで面白くなってないのが凄い。
ジミーは正義の役なのに悪人面が隠しきれてないが、最後の武器も、武術ではなく飛び道具で爆破で相手を殺害するというなんだそれはという感じがこれぞジミー風味だと納得させる。
ジミーがアクションがあまりうまくないので、ジャッキーとの掛け合いは、ジャッキーの良さがあまり出ておらず、アクションシーンはいまいちな仕上がりだ。
ジミー主演作として見ても、あまり盛り上がりに欠ける凡作としか言いようがない。
ジャック・クリスピン
ユーザー名:ringoringo投稿日:2025-03-06 19:37:25
【ネタバレ注意】
流石は稀代のストーリーテラー伊坂幸太郎氏の紡ぎ出す物語は面白い!

生田斗真君イイね!
菜々緒さんカッコいいね!
ユーザー名:さくら1975投稿日:2025-03-06 17:29:23
フジキセキが儲け役
三匹目のどじょう
ユーザー名:nabeさん投稿日:2025-03-06 12:05:27
ヴィン・ディーゼル主演のアメコミ・スーパーヒーロー・アクションである。
改造人間として生まれ変わった元海兵隊員の活躍を描いている。バーチャルリアリティを駆使した、ユニバーサル・ソルジャーの現代版という感じが見どころだ。
強靭な海兵隊員のレイは、妻を殺され自分も死んでしまうが、目が覚めると改造人間として蘇っていた。その人間離れをしたパワーを持って、妻の敵討ちにマレーシアから単身ハンガリーまで乗り込む展開は、なかなかスピーディで楽しい。しかしそれがレイを改造した博士の仕組んだ罠であり、実際はバーチャルの世界でレイがコントロールされていることが明らかになってくるにつれ、内容がサスペンスっぽくなってきてレイがとたんに頼りなくなってくる。元々理知的なキャラではないヴィン・ディーゼルが、無知な感じで仲間に疑問を投げかける姿は、全然クールではなくセクシーでもないただのムキムキおじさんだ。
ヒロインのエイサ・ゴンザレスがセクシーだ。ヴァリアントが、マーベル、DCに続く三匹目のどじょうになるかこの先興味深い。
最後にぶち壊し
ユーザー名:pumpkin投稿日:2025-03-06 08:17:02
【ネタバレ注意】
この監督の作品を見るのは初めて。19世紀末(日本なら明治時代)命じられてアイスランドの辺境に教会をたてるため赴くデンマーク人牧師の物語です。写真みたいに四隅の角を取ったスタンダード画面、フィルム撮影みたいな処理を施した映像などなかなか凝っています。通訳が溺死する場面など出演者が危険な撮影が随所にあり、はらはらします。グリーンランドがデンマーク領であることもなんとなくわかったように思ったり、アイスランドはヨーロッパ文学最高峰のサーガを生んだ国なんだと感じたり、長すぎるけれど、面白く見ていました。ところがラスト近く、雲行きが怪しくなり、結末は理解しがたいことに。わたしにはぶち壊しに思えました。残念。
ボディチェンジもの
ユーザー名:としさん投稿日:2025-03-06 06:22:53
2025年3月5日
映画 #僕の中のあいつ (2018年)鑑賞

ひ弱な高校生が不良生徒からいじめられて校舎から転落し、真下を歩いていた一流財閥の社長の上に墜落し体が入れ代わる

#パク・ソンウン は悪役顔だけど味がある。#遠藤憲一 系列のいい役者さんだね

意外と面白かったな。オススメです
40年間の兄弟喧嘩。
ユーザー名:over投稿日:2025-03-05 21:51:43
アイスランド映画とは珍しい。

伝統種の羊を飼育している兄弟、40年間仲違いで、隣に住んでもお互い無視。どんな兄弟喧嘩だ。

弟キティーの羊に伝染病が発生。このままでは村の羊が全部殺処分になってしまうので、兄グミーは隠れて羊を飼育し。見つかりそうになって、兄弟でホワイトアウトの中を羊を連れて逃走。
変なところで和解したな。よかったのかな?

吹雪の中を4輪バギーで疾走するところが、極地な感じ。
雪に閉じ込められて、雪洞を掘って爺ちゃん二人で裸になって避難。
そこで終わりですか。寓話っぽい結末。
自然な存在感
ユーザー名:ゑぎ  投稿日:2025-03-05 20:40:51
パラレルワールドとタイムリープという違いはあるのだが、いずれも倦怠期というか、恋に落ちた頃と関係が変わってしまった夫婦の再生を描いているということで、どうしても『ファーストキス 1ST KISS』と比べたくなる。我慢せずに、2作を比較しながら感想を書きたいと思う(プロットには極力触れません)。

 いずれにも一長一短があると思っているが、私が映画にとって一番大事だと考える「映画的な画面造型」ということだと、矢張り『ファーストキス』に軍配を上げる。それは端的に照明の面白さの違い、と云ってもいい。本作『知らないカノジョ』(以後、本作と書く)はヌケの良い綺麗な画面だが、綺麗なだけで(テレビドラマ品質と云うと語弊があるかもしれませんが)面白みの乏しい画面だ。

 次にキャラ造型という意味での演出について。こちらは人物別に良い点悪い点を考慮すべきと思う。例えば『ファーストキス』の松たか子に匹敵する面白みのあるキャラクターは本作には存在しない。換言すると『ファーストキス』はコメディエンヌとしての松の造型に引っ張られて見る映画だった(少なくも私には)。対して、本作の主人公たち、中島健人も、miletも、素直な素直な人物と云っていいだろう。さらに『ファーストキス』の松村北斗のような、一貫性を欠く胡散臭いキャラ変は本作にはないし(見る人によって感じ方が異なるかも知れないが)、吉岡里帆みたいなプロットの奴隷のような酷い扱いの脇役もいない(本作の小説家・金子ルミ役-中村ゆりかは若干そのキライがあるが)。あるいは本作における、中島の先輩-桐谷健太という強力な脇役の存在や、老賢者(一見、認知症なのに)の役割-風吹ジュンが作劇に盛り込まれいていることは『ファーストキス』にないストロングポイントと云うべきだと思う。

 さて、Sci-Fi 的なプロット設定のいい加減さというか穴というかご都合主義は、どっちもどっちということで言及する必要もないと考えるが、本作のベストセラー作家とスター歌手の組み合わせという設定は『ファーストキス』と比べると、かなり通俗的であり、手垢にまみれた、よくある設定の感もする。ただし、これによって、miletの歌唱シーンという強力な見せ場を用意する(というか彼女の歌唱力ありきの企画なのだろう)。加えて、miletが映画初出演とは思えない、自然な存在感を表現し、すこぶる鮮やかである、ということも特筆すべきだと思う。帰結のありように関しては『ファーストキス』の複雑さを好む観客と、本作の予想というか期待を逸脱しない素直さを好む観客と両方いるだろう(両方とも好きな観客も)。私の好みで云うと、プロットに関しては本作の方が好きだ。
こぼれかすヒーローズ
ユーザー名:リベルタド!!投稿日:2025-03-05 18:56:43
ニューヨークが「人種の坩堝」なら、さしずめ東京は「サラダボウル」といったところか。最初のうちは、人情話とかグルメが多かったけど、だんだん重くシリアスに。
もはや、外国人の労働力失くしては、この国は成り立たないのが現状。そうした社会に追いやられ、こぼれ落ちた人々に寄り添う制度って誰が整備するのだろう。それが、闇社会を牛耳る“ボランティア”って、凄い皮肉。
同じ台詞、異なるシーン
ユーザー名:黒美君彦投稿日:2025-03-05 14:06:30
<あらすじ>坂口則子(片岡礼子)は中学校の英語教師。残業も多いが、堅実に暮らしている。そんな彼女で授業参観が行われることに。生徒それぞれの家で、親子で交わされる会話はそれぞれ同じなのに、意味合いが全く異なる現実…。

23分の短編映画。もともとは安田真奈監督が、ワークショップで活用している教材から組み立てたという。
母親、あるいは父親が娘や息子に向かって発する「あした、授業参観いくから」という言葉に、「えっ…」と返す子どもたちの表情にドラマがある。
単純に嬉しそうな娘、父子家庭で父に照れる娘、ゲームをめぐって家庭内暴力寸前の息子、育児放棄気味の母、いじめに遭っている息子とそれを知った荒っぽい父…。
そして最後に教師と母。
もうひと展開あっても良かった気もするけれど…。
若き日のボブ・ディランとその時代
ユーザー名:黒美君彦投稿日:2025-03-05 11:05:40
【ネタバレ注意】
ハリウッドには音楽映画の系譜があり、その意味ではこの作品もその系譜に乗った作品。何せシンガーソングライター―として初めてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランが主人公だもんね。存命の主役に抜擢されたティモシー・シャラメの重圧は推して知るべし、なのだけど、見事演じ切ったのが素晴らしい。
幅広いジャンルを手がけるジェームズ・マンゴールド監督には、この作品にも登場するジョニー・キャッシュを主人公とした『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』(2005)があり、何だかアベンジャーズのような印象も(笑)。
評伝映画は不遇な生い立ちからの成功、挫折、そして再生とロマン…というお決まりのお作法みたいなものがあるけれど、この作品ではピート・シーガー(エドワード・ノートン)やウディ・ガスリー(スクート・マクネイリー)と出会うまではきれいに捨象している点が潔い。さらにテンポよくシルヴィ・ルッソ(エル・ファニング)との出会いと別れ、ジョーン・バエズ(モニカ・バルバロ)との日々などが展開していき、細かいところに拘泥していないところがいい。

フォーク・ソングやプロテスト・ソングからスタートしたボブ・ディランは、人気を博すに従って彼自身急速に変わっていく。公民権運動や反戦運動に揺れた時代もまた大きく変貌しようとしていた。その時代の変化を象徴したのがクライマックスである1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルなのだろう。
当時の空気がわからないので、どうして観客があそこまでアーティストに好みを押しつけるのかがわからないままだった。弾き語りは弾き語り、バンド演奏はバンド演奏、とやかく言ったりモノを投げるほどのことではないだろ、と思って今うのだけど。
いずれにせよ、ボブ・ディランに大きな影響を受けた人ならどんな風に観るのだろうか。

繰り返しになるけれど、ティモシー・シャラメが見事。見出したのに、いつの間にか追い越されてしまったかのようなピート・シーガーを演じたエドワード・ノートンも好演。ただし、ピート・シーガーは、赤狩りにも真っ向から立ち向かったシンガーとしてその功績は高く評価されている。日本人妻のトシ(初音映莉子)も、その存在感に目を瞠った。ジョン・バエズ役のモニカ・バルバロも歌が巧かった。ホテルで曲を作るボブ・ディランにジョーン・バエズが怒る場面はもひとつその意味がわからなかったんだけど。
とはいえ、ボブ・ディランといえば「風に吹かれて」や「ミスター・タンブリン・マン」「ライク・ア・ローリング・ストーン」くらいしか知らなくても面白く観ることが出来た。
たかが給食されど給食
ユーザー名:nabeさん投稿日:2025-03-05 09:18:08
人気TVコメディの劇場版である。
学校給食が大好きな中学校の教師と生徒の物語だ。給食という地味でシンプルな素材を、ここまでドラマチックで面白く描いたセンスと演出力が素晴らしい。
中学教師の甘利田は毎日の給食が好きで好きでたまらないが、それを隠して硬派なキャラを演じ続けている。しかしその甘利田先生も、給食好きの生徒の前では闘争心むき出しで、特に冒頭のソフトめんの下りはとても懐かしくもあり愉快だ。そんな甘利田に、突如学校給食が廃止されるという情報がもたらされる。この普通に考えればなんてことのない出来事が、学校全体を揺るがす大事件になり、果ては涙まで誘う感動的なクライマックスになっていくのが見事だ。
甘利田先生役の市原隼人が、マンガチックなキャラを好演していて楽しい。ヒロインの武田玲奈も、ガッキーのような愛くるしさで印象的だ。
ditto
ユーザー名:ringoringo投稿日:2025-03-05 02:39:11
【ネタバレ注意】
ショートカットで初々しいデミ・ムーアの一万ボルトの瞳にフォーリンラブ!

オダ・メイ役のウーピーのコメディエンヌっぷりが素晴らし過ぎですね…
96分の傑作。
ユーザー名:over投稿日:2025-03-04 23:28:13
イーストウッド監督の実録路線で、本作の後、『15時17分、パリ行き』『運び屋』『リチャード・ジュエル』と毎年実話ベース映画を撮っている。元気な80代だった訳だ。
2009年に発生した旅客機事故で、サレンバーガー機長が管制の指示に従わず、飛行場ではなく川への着水を行った件である。
死傷者はなかったが、指示無視の件で責任能力を問われてしまうので、全員助かったからOKとはならないらしい。
イーストウッドは、この事件とその裁判をパキパキとテンポよく描いていく。ザ・善人のトム・ハンクスの説得力もあって、話はサクサクと進む。
ものすごいハイレベルの再現ドラマのような映画で、観易くて面白い。
イーストウッド、匠である。
「米露中の歴史的サミット」を控えた「帝国主義」の大統領
ユーザー名:Aso, S.投稿日:2025-03-04 22:42:29
SF、ホラー作家の予見性と風刺性は流石というばかり。
切に願う
ユーザー名:mototencho投稿日:2025-03-04 22:11:19
"ひとりでも多くの人に知って欲しい"と切に願う現実。ユダヤ人の抱いている憎しみ、計り知れないからこそ恐ろしい。
構成力の巧みさ
ユーザー名:asama投稿日:2025-03-04 21:11:50
前半はやや退屈ですが、中盤以降は俄かに面白さが増し、最後は絶大な余韻を残してのエンディング。すっぴんのマイキー・マディソンの美しさと、それを見つめるユーリー・ポリソフの優しさ。オスカーにふさわしい、味わいのあるエンターティンメントです。
株式会社スティングレイ