■本名はTimothy Francis Robbins。父親は俳優でフォークシンガーのギル・ロビンス。弟は彼の監督作品で音楽を担当しているデヴィッド・ロビンス。幼い頃から演技に目覚めニューヨーク州立大学からUCLAに移行。仲間たちと演劇グループを結成し、TV、映画などに出演。88年、「さよならゲーム」で注目される。この時共演したスーザン・サランドンとはその後、良きパートナーに。92年の「ザ・プレイヤー」ではカンヌとゴールデン・グローブ賞に輝き、92年、「ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄」では監督業にも着手し高い評価を得る。その後、名作「ショーシャンクの空に」に出演し、再び監督した「デッドマン・ウ...ォーキング」でアカデミー監督賞にノミネートされる。03年の「ミスティック・リバー」では少年期のトラウマに苦しむ男を演じ、その抑制の利いた演技が高い評価を受け、自身初のオスカーとなるアカデミー助演男優賞を受賞した。パートナーのスーザン・サランドンとともにハリウッドきってのリベラル派として知られ、その政治的発言がしばしば物議を醸すことも多い。彼女との間に二児あり。