■本名は Stephen Edwin King。これまで著作の多くが映像化されている人気モダン・ホラー作家。十代の頃から執筆活動を始め、様々な雑誌に投稿する。大学在学中に妻となる女性と出会い卒業後に結婚、子供にも恵まれるが、作家としてなかなか芽が出ず、定職にもつけない日々が続く。1973年、『キャリー』でついに小説家デビュー。76年にはブライアン・デ・パルマ監督、シシー・スペイセク主演で映画化され、大ヒットした。以来、ベストセラー作品を矢継ぎ早に生み出し、「シャイニング」や「デッドゾーン」、「ペット・セメタリー」など次々と映像化。俳優デビューも果たし、「地獄のデビル・トラック」では自らメガホンも...執った。ホラー・ジャンル以外の小説も手掛け、それらを映画化した「スタンド・バイ・ミー」、「ミザリー」、「ショーシャンクの空に」、「グリーンマイル」などはいずれも大ヒットすると共に高評価を得た。また別名“リチャード・バックマン”名義でも数作執筆、アーノルド・シュワルツェネッガー主演作「バトルランナー」(87)の原作はそのうちの1本である。作家・活動家の妻との間には3人の子供がおり、そのうち2人の息子たちもそれぞれ作家として活動している。