■父は俳優のジャン=ピエール・カッセル。サーカスとダンスの学校で学び、91年映画デビュー。その後マチュー・カソヴィッツ監督と知り合い、95年の「憎しみ」で一躍注目された。97年の「ドーベルマン」で日本でも広く知られるようになり、自動車のCMにも出演。若手フランス俳優の中でも有望視され、近年は渋みも増して今後の展開が注目されている。99年に“イタリアの宝石”と呼ばれるほどの美貌を持つモニカ・ベルッチと結婚してふたりの娘に恵まれるが13年に離婚。18年には30歳年下のモデルと再婚した。セシル・カッセルは母違いの妹。