■2本の短編を手掛けたのち、長編初メガホンとなった1994年の「Spanking the Monkey(原題)」でインディペンデント・スピリット賞を受賞。続く「アメリカの災難」でも同賞にノミネートされた。大物俳優を多数起用した「スリー・キングス」と「ハッカビーズ」はいずれも話題作に。そして、マーク・ウォールバーグを主演に描いた「ザ・ファイター」はアカデミー賞ノミネートをはじめ各映画賞で絶賛され、寡作ながらも名実共に一流フィルム・メーカーの仲間入りを果たした。その一方、撮影現場ではジョージ・クルーニーやリリー・トムリンら出演者たちといざこざを引き起こすトラブルメーカーとしても知られる。元妻のプロデ...ューサー、ジャネット・グリロとの間に生まれた息子もショウビズ界に進出した。