■両親ともに俳優という家庭に生まれる。小さな頃から、上の2人の兄とともに父が主宰する舞台に時々出演していた。94年製作の映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」ではキルステン・ダンストと少女クローディア役を最後まで競い合い、その後もTVを中心に子役として活躍するようになる。やがて、母とともにロサンジェルスへ引越し、女優として本格的なキャリアをスタートさせ、98年には「ウィズ・ユー」でいきなり主役としてスクリーン・デビューを飾る。続けてサンドラ・ブロック、ニコール・キッドマン共演のヒット作「プラクティカル・マジック」にも出演、ハリウッドでも注目を集めるようになる。99年にはABCのTVシリーズ「...Once and Again」に出演、お茶の間の人気者に。「ひみつの番人」(01)では子どもたちの秘密を聞いてあげるヒロインを、「シモーヌ」(02)では名優アル・パチーノの娘役を演じるなど着実にキャリアを重ねていく。そして03年、多感な13歳の少女を演じた「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」が批評家の高い評価を受け、美少女子役から本格女優への転機を迎える。この作品で彼女はみごとゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートされた。その後も「ミッシング」「ママが泣いた日」「ダウン・イン・ザ・バレー」などに出演、女優業ではますます充実した活躍を見せる一方、私生活では18歳も年の離れたマリリン・マンソンとのいささかスキャンダラスな交際が明らかになるなど、公私両面で注目を集めるハリウッド期待の若手女優である。