■本名はMichael Igor Peschkowsky。シカゴ医大を中退後、俳優としてオフ・ブロードウェイやテレビに出演。やがて演出を担当するようになり、1963年の“裸足で散歩”のブロードウェイ公演からさまざまな賞を受賞、舞台演出の巨匠となる。映画監督デビューは、６６年の「バージニア・ウルフなんかこわくない」で、翌年の「卒業」でアカデミー監督賞を受賞した。その後は「キャッチ２２」、「イルカの日」、「ワーキング・ガール」など多彩なジャンルに挑戦しているが、娯楽作でありながら社会風刺をきかせる演出が特徴である。３度の離婚後（二男一女あり）、８８年にニュース・キャスターと再婚。2014年11月、心...不全のため83歳で死去した。
